湘南は24日、BMWスタジアムでJ3福島との練習試合を行い、0-0で引き分けた。

 約3000人の観客が見守る中、3-3-3-1の新システムで挑んだ。1本目で、青森山田から加入したMF神谷優太(18)が先発し、2列目でプレー。前半19分、MFパウリーニョ(26)のパスに抜けだしシュートを放ち、同37分にもシュート。いずれもネットは揺らせなかったが、チーム最多の2本のシュートで存在感を発揮した。

 神谷は「楽しかった」と笑顔を見せ「高校とスピードがまったく違う中でやれる自信が少しはついた」と手応えを口にした。試合前は裏への抜けだし、フリーランニングを意識して入ったという。自己採点は「50点で、好機で決めきれなかったことを反省。「自分の中でいいところも課題も見つかった。開幕してまたこのピッチで活躍したい」とプロデビューを見据えた。