アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でG組最下位に沈むG大阪は18日、19日水原戦(韓国)に向けた最終調整を試合会場の吹田スタジアムで行った。

 決勝トーナメント進出圏内の2位メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)とは残り2戦で勝ち点4差。既に自力突破の可能性は消滅。最終戦まで望みをつなぐためには、引き分け以上で、他会場の結果を待たなければいけない。

 長谷川健太監督(50)は「自分たちの可能性を信じて戦うこと。メルボルンが勝ってしまえば可能性は消滅するが、選手たちには自分たちの可能性を信じることを伝えました」とネバーギブアップを強調した。

 日本代表FW宇佐美貴史(23)も「諦めずに全力でやる。まず先制することが大事。追いかける展開よりも、先制する試合をすることがポイントだと思う。可能性は少ないが、その中でも強いモチベーションでやり続けて結果が出れば、いいリズムが生まれる。継続してやることで、より強くなる」と話した。