今季から昇格した2位町田の快進撃が止まらない。17位長崎と1-0で勝利。首位C大阪が札幌に敗れたため、得失点差でかわして首位に浮上した。これで8戦負けなし。勝ち点を20に伸ばした。

 前半は長崎が攻撃の形を作った。前半24分に左からのクロスにFW永井龍(24)が合わせて、ゴールネットを揺らすもオフサイド判定。同30分にも、左サイドクロスに、永井が反応。ゴールに流し込むも、前のプレーがファールと判定された。またもゴールは幻となった。

 後半は町田が反撃。後半22分に、左CKからFW中島裕希(31)が頭で合わせた。GKにはじかれたこぼれ球を、混戦からMF谷沢達也(31)が押し込むも、バーに嫌われた。同31分、先制点が生まれた。スルーパスに抜け出したFW鈴木孝司(26)がDFに体を寄せられながらも、滑り込んでフリーのFW中島へつないだ。中島が冷静にゴールへ流し込んだ。中島の今季5得点目のゴールは、貴重な決勝点となった。チームはこの1点を最後まで守った。