東京FW阿部拓馬(28)が、古巣を称賛した。中盤の左サイドで先発したが、シュートは打てず不発。チームも1-1のドローで終えた。

 昨季まで1年半所属した甲府での試合は、ファンからブーイングが起こることはなく、温かく迎えられていた。堅守速攻スタイルを演じる側から、受ける側に代わり体感した甲府の印象を、こう語った。

 「印象は変わらない。やっているサッカーはずっと同じなので。でも対戦相手として、甲府はすごいチームだなと。意思統一ができている。11人がすごくできている」。まずは守備から入って、ボールを奪ったら相手のサイドバックの背後にあるスペースを突く。連動したチーム力を、相手になってみてあらためて感じていた。