J2岐阜は25日、岐阜市内で株主総会を開き、前社長の恩田聖敬氏(37)が取締役を同日付で退任することが承認された。

 恩田氏は全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)のために業務が困難になったとして昨年12月に社長を退任していた。新たな挑戦を準備中だといい、「今後は純粋なサポーターとして、FC岐阜を応援していきます」とコメントした。

 また、2015年2月~16年1月の決算を承認し、純利益約290万円で2期ぶりに黒字となったことも発表された。