前節大宮戦でJ1デビューを飾った湘南MF斉藤未月(17)は、次なる目標に照準を定める。

 27日、神奈川・平塚市内で約2時間の練習後、目標であるU-23(23歳以下)日本代表で浦和DF遠藤航(23)超えを誓った。

 遠藤は湘南ユース所属時代、10年12月の新潟戦でゴール。17歳9カ月25日だった。斉藤は30日のアウェー横浜戦でゴールを奪えば、17歳3カ月20日。ユース時代からボール奪取のやり方などを参考にしてきた湘南ユース、湘南の先輩でもある遠藤の記録を大幅に更新できる。斉藤は「(遠藤の記録は)常に超えたいという気持ちがある」と意気込んだ。

 志は高い。まだ高校3年生だが、貪欲に結果を求めていく。「海外では17、18歳で試合に出ている選手もたくさんいる。ドルトムントでは(米代表の)プリシッチが17歳で得点を決めている。自分も、もう若いと思わない方がいい。Jリーグでも17、18歳で常にスタメンで出続けて、結果を残さないといけないと思います」と力を込めた。