【ナッシュビル(米国)27日(日本時間28日)=飯岡大暉】FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会を戦う日本代表は、ベースキャンプ地ナッシュビルで決勝トーナメント1回戦のブラジル戦(29日、米ヒューストン)に向けて練習を行った。GK鈴木彩艶(23=パルマ)は、強敵を警戒した。
1次リーグで4ゴールを挙げたFWビニシウス(25=レアル・マドリード)の名前を自ら挙げた。「本当に1対1の強さがある選手。そこにどう対応していくかがカギになる。ペナルティーエリア周辺の強度や質は必ず上がるので、警戒しなければいけない」と印象を口にした。
昨年10月の国際親善試合では3-2で勝利。フル出場して、逆転勝ちに貢献していた。ただ「選手はほとんど替わっている。W杯でトーナメントに入って、ブラジルもギアを上げてくる。かなり厳しい戦いになる」と予想。「このW杯で、ガチンコのブラジルと対戦できることはうれしい。ここを突破しないと、優勝は成し遂げられない。壁を、みんなで乗り越えたい」と意気込んだ。
1次リーグは1勝2分け。特にオランダ、スウェーデンではビッグセーブを連発した。「僕としては、すごいセーブをした感覚はない。確実に取れるボールを取った感覚。今は負けないためのセーブができているが、次はチームを勝たせるセーブが必要になる。今まで通り変わらないが、僕の重要性は高くなる」と自覚。「次はトーナメントなので、引き分けがない。僕が止めれば勝ちにつながる」と胸に刻んだ。
90分、さらに延長戦を終えて同点なら、PK戦がある。「代表チームでも練習してきている。今回の遠征だけでなく、前からずっと練習して取り組んでいる部分がある。それを発揮したいし、相手のやり方を分析したい」と自信を見せた。


