京都が今季2度目の2連勝を飾った。

 前半は清水が主導権を握ったが、京都はゴール前で決定的な仕事を許さず、0-0で折り返した。

 先制したのは京都。後半18分、左CKからの攻撃でMF山瀬功治(34)が清水のクリアボールに反応。ゴール正面のペナルティーエリア外から右足を振り抜くと、クロスバーをたたいてゴールに吸い込まれた。自身17年連続となる得点で試合の流れを変えると、同23分には途中出場のFW有田光希(24)が左サイドからドリブルで切り込み、自らシュートを放って追加点を奪った。

 清水は後半ロスタイムにFW北川航也(19)がヘッドで1点返す意地を見せたが、そのまま試合終了。

 京都が清水に勝利したのは、J1で戦った2006年7月23日以来10年ぶり。前節のC大阪に続いて上位を破り、8位に浮上した。