名古屋小倉隆史監督(42)が決定力の欠如を悔やんだ。シュート数は13本を記録。9本の神戸を上回るも、今季リーグ戦初の完封負けとなった。

 試合後の会見では「率直に悔しい」と第一声。「惜しいシーンをたくさん作った方が勝ちじゃない。点を多く取った方が勝ちなので」と厳しい表情で語った。

 指揮官は攻撃を作りにいく仕掛けに関して、一定の評価を与えた。しかし「最後の詰めの質。チャンスを作る中で、フィニッシュだったり、クロスの質ですね。まだまだ課題は多い」と分析。リーグ戦4試合連続ゴール中だったFWシモビッチも封じられ、ホームで勝ち点3を逃した。