上海上港のスヴェン・ゴラン・エリクソン監督(68)が16日、17日に行われる東京とのACL決勝トーナメント1回戦第1戦(味スタ)に向けての前日会見に出席した。

 G大阪を破って決勝トーナメントに駒を進めた同監督は「トーナメントなので負けたら終わり。なので明日の試合は大変重要な試合」と意気込む。その上で懸念事項も明かした。「昨日日本に来て軽く体を動かしているので十分な準備は出来ている。ただ不安なのはギャン選手が出られないということです」とガーナ代表FWアサモア・ギャン(30)の欠場を明言。

 同監督は東京について「非常に組織されているチームで攻守ともに激しいプレーをしてくる。一定の困難はあるが明日は勝ちたい」。かつてはイングランド代表監督も務めるなど、豊富な経験を元に上海上港のチーム力に自信を持つ。「直接(他チームと)比べることは出来ないが、上海のチームは相当なレベルにあると思う。私はこのクラブを選んだことを幸せに思う」と話した。