磐田はアウェーで引き分けに終わり、1次リーグでの敗退が決まった。

 前半17分、FW森島康仁(28)が倒され、FKを獲得した。DF中村太亮(26)のクロスに、ファーサイドのDF藤田義明(33)が頭で合わせた。鹿島に攻め込まれる時間が長かったが、効率よく先制した。

 守備では、GK志村滉(20)がプロデビューした。前半から好セーブを連発し、チームのピンチを救った。後半に1失点を許したが、名波浩監督(43)は、志村について「失点以外はパーフェクトだった。非常によかった」と評価していた。

 また、U-18日本代表のDF大南拓磨(18)も初先発し、フル出場した。後半45分には、右CKから枠内ヘディングシュートを放ったが、相手GKの好セーブに阻まれた。大南は「(100点中)70点くらい。失点はしたけど、自信にもなった」と話した。