山形が横浜FCに0-0で引き分け、システムを4バックに変更した4月17日の札幌戦から続く無敗試合を8まで伸ばした。前半30分に相手のヘディングシュートを左手1本で止めるなど、3戦連続無失点に導いたGK山岸範宏(38)は「DF陣が最後まで体を張ってくれた。自信を持ってハードワークできている」と胸を張った。
劇的に守備が改善された。3バックの7試合では10失点だったのが、4バックの8試合でわずか3失点。山岸は「システムが変わったことでFW2人が前から追いかけ、サイドハーフ(SH)とボランチの4人がしっかりプレスをかけられている」と分析する。前線から追い回すことでDFラインを高い位置でキープし、ボールを奪取する。この日も相手のロングボール攻撃にDFラインを下げずに押し返し、守り切った。
当面の課題は決定力不足だ。石崎信弘監督(58)は「イージーな失点は減っている。チャンスがないわけではないので最後の精度を上げていかないと」と振り返った。4バック移行後、左SHに定着した汰木(ゆるき)康也(20)は「連係面、崩しは良かったけど、最後の質が低かった。いつもの課題が出た」と反省。次節8日の敵地千葉戦から中3日の連戦が続く。前半戦のヤマ場に向けて山岸は「次の試合もタフになる。いい意味で自信を持って戦えれば」と前を向いた。【高橋洋平】



