京都が山口に完勝した。前半3分、MF堀米勇輝(23)のFKにMFアンドレイ(24)が頭で合わせて先制。同24分には、今季初先発のMF岩沼俊介(28)が追加点を挙げ、試合終了間際に途中出場のFWダニエル・ロビーニョ(27)が駄目を押した。

 石丸清隆監督(42)は「相手がショートパスをつなぐチームだったので、なるべくコンパクトにプレッシャーをかけていった。俊介(岩沼)が点を決めましたし、これで選手層も厚くなったな、と思う」と満足そうだった。

 この日は、U-23(23歳以下)日本代表FW久保裕也(22=ヤングボーイズ)が、古巣京都と出身地である山口の一戦ということで、観戦に訪れた。元エースが見守る中、京都は7勝2分けの9試合負けなしとなった。