第1ステージ最下位の福岡は22日、福岡市の雁の巣レクリエーションセンターで25日の首位鹿島戦(カシマ)に備えて練習した。

 優勝に王手をかけている相手との一戦で、サイドバックのU-23(23歳以下)日本代表DF亀川諒史(23)が警告の累積で出場停止だ。だが井原正巳監督(48)は「そういう時のために準備しているし、だれが出ても自信をもってやってくれると思う。気持ちのある選手、調子のいい選手を使う。簡単に優勝を決めさせない意地を見せる」と前を向く。

 同候補のFW金森健志(22)も「目の前で鹿島の優勝を見たくない。厳しい戦いになると思うが、かめ(亀川)がいない分、守備もカバーしないといけない」と気合を込めた。