Jリーグは19日、東京都内で理事会を開き、クラブ社長経験を持つ実行委員OBで構成するクラブ経営アドバイザーに海野一幸氏(70=甲府)、白幡洋一氏(72=仙台)、武田信平氏(66=川崎F)、中野幸夫氏(61=新潟)、野呂輝久氏(61=G大阪)の5人の就任を決めた。

 Jリーグはクラブ社長が短期間で交代することが増えた。記者会見した村井満チェアマンは「経験豊富な方々に意見交換や提唱をしてもらい、個々のクラブの経営課題でも相談に乗ってもらう」と狙いを説明した。

 来季以降の放送権についても議論し、村井チェアマンは「事務方の整理作業が残っている。しかるべきタイミングでお伝えする」と近く正式発表する意向を示した。(所属は社長当時)