広島がクラブとして初めて8月6日開催のホーム戦に臨んだ。平和の尊さをかみしめた「原爆の日」を申し分のない勝利で飾り、森保監督は「今日は勝つことが大切だと思っていた。選手は良くやってくれた」。年間勝ち点で3位鹿島との差を6に縮めた。MF青山は「気持ちを出して戦って結果を出せた。これを続けるだけ。そういう覚悟にさせてくれる特別な日だった」と価値ある1勝を振り返った。

 名古屋は前節に続き5バックで臨んだが、広島相手に前半2分に背後のスペースを突かれ、あっさり失点。同22分にもCKから追加点を許した。15試合勝ちなしとなった小倉監督は「非常に残念。立ち上がりに失点してゲームプランが崩れ、リズムに乗れなかったのはもったいなかった」と悔しがった。