神戸がアウェーでG大阪を下し、2連勝を飾った。

 先制点は神戸だった。前半14分、J1初先発のユース出身1年目MF中坂がペナルティーエリア内へ進入。シュートを放つも、相手DFに当たった。しかし、このこぼれ球をリオ五輪から帰国後即先発のDF岩波がシュート。GKにはじかれるが、FWペドロ・ジュニオールがしっかり決めた。ペドロ・ジュニオールは2戦連発。今季7得点目を挙げた。

 1点を追いかけるG大阪は、後半からDF米倉に代えてリオ五輪代表DF藤春を投入。その藤春が後半開始4分で好機を演出した。FWアデミウソンが左サイドでパスを出すと、50メートル5秒8の俊足を生かして、絶妙の左クロス。逆サイドのMF阿部には合わなかったが、いきなり持ち味を発揮した。

 さらにG大阪は、後半18分にPKを獲得。キッカーのアデミウソンはゴール左を狙ったが、GKにはじかれてしまった。

 第2ステージ優勝を目指すG大阪にとっては痛い黒星となった。