J2京都は30日、東洋大4年のMF仙頭啓矢(けいや=21)が来季の新戦力として加入が内定したと発表した。仙頭はクラブを通して「小さい頃からの夢であったプロサッカー選手になることができ、とてもうれしく思います。サンガは小さい頃からよく見ていた憧れのクラブ。そんなチームでプレーできることを心からうれしく思う」とコメントした。攻撃的MFで、高い技術と柔軟なボールタッチからチャンスメークができるのが特徴。

 仙頭は京都橘高出身で、12年度の全国高校選手権で準優勝を経験。1学年下の名古屋FW小屋松とダブルエースを組み、2人で大会得点王に輝いた。

 高校3年間を過ごした京都でのプロ入りに「京都は自分を人間としてもサッカー選手としても大きく成長させてくれた地。その地に恩返しが出来るように京都サンガを盛り上げていきたい。タイトル獲得に貢献できるよう、感謝の気持ちを忘れずに日々努力して参りますので、たくさんの応援よろしくお願いします」と意気込んだ。