横浜DF栗原勇蔵(33)が、5日のルヴァン杯準決勝G大阪戦に向けて意気込んだ。

 4日、横浜市内で約1時間半、戦術練習などを行った栗原は「過去にもベスト4で負けることが多かったし、ガンバ(大阪)にも負けたこともあった。決勝に行くことは大事だし、そのために明日勝ってホームにつなげられたら」と話した。

 警戒するのは昨季の同僚のMFアデミウソン。「力のある選手だし、(リーグ戦で)ミスをおかしてチームに迷惑をかけたと思うので、そういうときのモチベーションを発揮したら危険な選手。どちらにしろ抑えなければいけない」と話した。

 チームはMF中村俊輔(38)とMF斎藤学(26)を欠いての戦いが強いられる。「俊さん(中村)がいない中で、学(斎藤)に頼っているのは大きいし、でも学がいなくなってこれで何も出来ないんじゃ話しにならない。学の分も頑張りたい」と、チーム一丸となって臨むつもりだ。