磐田は29日、元日本代表FWの川又堅碁(27)が名古屋から完全移籍で加入すると発表した。

 川又は、磐田の公式サイトで「初めまして、この度、名古屋グランパスよりジュビロ磐田に移籍することとなりました川又堅碁です。まだまだ未熟者ですが、クラブの歴史、実績ともに素晴らしいジュビロ磐田でプレーできることを光栄に思い、またその名に恥じないよう誰よりもひたむきに、前向きに頑張りたいと思います。また、サッカーの土壌としても日本有数である磐田の皆さんに心から応援していただくためにも、チームの勝利に貢献できるゴールを一つでも多く積み重ねたいと思います。名波監督をはじめ、ジュビロ磐田に関わる皆さんにお会いできることを楽しみにしています。応援よろしくお願いいたします」とコメントした。

 一方で来季J2へ降格する名古屋に対しては、名古屋の公式サイト上で「加入してから2年半、満足いく結果を出すことができず悔しくもあり、皆様には申し訳ない思いでいっぱいです。ただ、名古屋グランパスでプレーしたというかけがえのない経験のおかげで、日本代表にも選出され、人としても選手としても大きく成長できたと思います」と謝罪の言葉とともに感謝の思いをつづっている。

 川又は新潟やJ2岡山などでプレーし、2014年途中から名古屋に所属。J1通算は140試合出場で44得点、今季は17試合で5得点だった。