U-19日本代表のFW久保建英(たけふさ、15=東京U-18)が、青森山田との勝てば優勝が決まる大一番に強行出場したが、チームを勝利に導くことはできなかった。

 前日10日にアルゼンチン遠征から帰国したばかりだったが、0-0の後半31分からMF平川に代わってピッチに立ち、いきなり右サイドで仕掛ける積極性を見せた。しかし、チームは同40分、DF蓮川が相手MF堀を倒してPKを献上。これをMF高橋に決められ0-1とされ、その後は久保にも見せ場はなくそのまま逃げきられた。

 青森山田は東地区優勝を決め、17日のチャンピオンシップで西地区王者の広島ユースと対戦する。