横浜は11日、臨時株主総会と取締役会を開き、長谷川亨社長(58)が退任し、日産自動車の古川宏一郎氏(41)が新社長に就くことを決めた。

 15日付の人事となる。長谷川社長は昨年1月の就任からわずか1年で交代となった。今オフはクラブの象徴だった元日本代表MF中村俊輔(38)が磐田に完全移籍するなど、資本提携し編成面で権限を持つ英シティー・フットボール・グループの影響力が強い中、主力が大量に流出する事態となっていた。クラブ広報は「マネジメント体制を一新し、常に優勝争いができるクラブをつくりたい」と話した。