今季からJ1に復帰する清水が16日、沖縄県西原町で始動した。クラブとしてはキャンプ地での始動は初めて。

 練習前には、西原町から銘菓のレモンケーキやもろみ酢ドリンク、特産のタンカンなどが贈られ、歓迎を受けた。小林伸二監督(56)は「沖縄で、1シーズンを戦える体力づくりとボールワークをスタートさせます。『今年1年、やってやる』という気持ちになりました」とあいさつ。西原町の観光キャラクター「さわりん」から花束を渡されると笑顔を見せ、クラブのマスコット「パルちゃん」のぬいぐるみをプレゼントした。

 時折、小雨がパラつくコンディションだったが、選手たちは筋力トレーニングやパス交換で汗を流した。小林監督は、7日間の1次キャンプについて「(沖縄は)暖かく、選手たちがスムーズに練習に入ることができる。ケガがないように、フィジカルを上げていきたい」と話した。