札幌は22日、沖縄1次合宿7日目で初の休養日。絵心に自信を持つFW都倉賢とMF石井謙伍の30歳コンビは、沖縄・恩納村内の施設でシーサーの絵付けを体験し、沖縄の文化に心を癒やした。

 2人の頭に浮かんだのは、J1残留の祈りを込めたチームカラー赤黒の守り神だった。口の開いた雄のシーサーに絵筆を走らせた都倉は「目標達成という幸せが入って来るように」。オフに鑑賞した歌舞伎をイメージし「少しにらみを利かせてみました」と、目の縁に隈(くま)取りを入れたこだわりの一品を作成。デザインに悩んでいた石井も「ちょっと笑顔にしたけど、どうですか?」と丁寧な仕事を見せた。

 都倉は「普段は使わない感覚を使うことで、体のバランスを整える良い機会だった」とリフレッシュした様子。今日23日から第2クールが始まる。