昨季Jリーグ王者の鹿島アントラーズが、敵地でムアントン(タイ)に敗れた。これで鹿島は1勝1敗。

 鹿島はリーグ戦から中2日という厳しい日程の中、25日のJリーグ開幕戦から先発を6人入れ替えての戦いとなった。前半12分、ムアントンDFティーラトンに直接フリーキックを決められ、先制された。後半に入るとすぐさま反撃。2分にFWペドロ・ジュニオールが同点ゴールを決めた。鹿島は同38分、FW鈴木優磨がPKを獲得し大きなチャンスを得たが、鈴木がゴール左に外してしまい勝ち越し機を逃した。そして後半ロスタイム、FWシスコに劇的な決勝ゴールを食らい敗れた。

 鹿島の次戦は3月14日。ホームでブリスベン(オーストラリア)と対戦する。

 ACLは32チームが出場し、1次リーグは全8組で総当たり(ホームアンドアウェー)で実施。各組上位2チームが決勝トーナメント(T)に進む。決勝Tもホームアンドアウェー。優勝すればクラブW杯の出場権を得る。昨季優勝は全北(韓国)。