清水エスパルスの獲得が決定的になっているブラジル人FWチアゴ・アウベス(24)が14日、清水三保グラウンドを訪れ、練習を行った。181センチの長身で、スピードに乗ったドリブルが武器。韓国でもプレーしており、16年城南時代には13ゴールで得点ランク2位だった。今季はサウジアラビアのアルヒラルでプレーしていた。

 既にメディカルチェックを終え、チームメートにもあいさつした。「環境もチームの雰囲気もすばらしい。日本でプレーしたかったので、うれしい」と話した。小林伸二監督(56)は「チャンスメーカーや、得点を期待している。攻撃のアクセントになってくれれば」と話した。この日は筋力トレーニングや、軽いランニングなどで約40分間、汗を流したという。チアゴは「日本には初めて来ましたが、好きになりました。アリガトウ。サヨウナラ」とさっそく日本語も披露した。【保坂恭子】