セレッソ大阪の尹晶煥監督(44)が古巣のサガン鳥栖戦(18日、ホーム)に闘志を燃やした。17日は大阪市内で練習。11年から14年途中まで監督を務めた鳥栖との一戦を前に指揮官は「指導者を始めたクラブ。いい思い出はたくさんある。(自分がやってきたことが)今の鳥栖のベースにもなっているし、そういうチームと試合するのは楽しみ」と心待ちにした。

 元日本代表FW豊田ら教え子も出場が予想される。尹監督は「久々に会うので頑張るんじゃないか」と警戒。チームは今季のリーグ戦2分け1敗で未勝利と苦戦している。それでも、サブ組で臨んだ15日のルヴァン杯横浜戦では公式戦初勝利を挙げた。出場していなかった主力のFW杉本は「次(ゴールを)決めますよ。前線の選手が決めないといけない」と今季初得点を誓った。