柏レイソルは後半ロスタイムに失点を喫し、リーグ戦3連敗となった。

 終始試合を優位に進めていたのは、柏だった。前半からMFクリスティアーノ(30)らを中心に攻め続けた。シュート数も相手の2倍以上の15本も放った。しかしベガルタ仙台の体を張った守備を突破できなかった。そして後半ロスタイムに、ゴール前でボールを取られてMF奥埜に決勝弾を許した。

 これで昨季から仙台相手に公式戦4連敗となった。下平隆宏監督(45)は「チャンスは前半から多くなっていたので、決めきれていれば。内容は下を向くようなものではない」と、チームを鼓舞した。