今季途中で鹿島から移籍加入したG大阪FW赤崎秀平(25)が2日、大阪・吹田市内でサブ組が臨んだJFLホンダFCと練習試合(前半45分、後半30分)で2トップの一角に入った。

 75分間プレーした赤崎はGKと1対1の好機でシュートを外し、無得点に終わった。チームも0-2で完敗。

 試合後、赤崎は長谷川監督から「俺もFWだからあのシュートが難しいのは分かるけど、1対1を決められるようになれば2桁得点取れるようになる」と助言を受けた。

 3月から期限付き移籍で加入。赤崎にとってG大阪での日々は「新たな発見がある」という。それも「今までのサッカー人生でFW出身の監督がいなかった。(長谷川監督には)シュートの打ち方1つでも教えてもらえて、いろいろアドバイスももらえる。相手に(シュートコースを)分からない打ち方をしたらいい、と言ってもらった」。

 移籍後はまだ1試合の途中出場のみ。鹿島でACLに出場している赤崎は、規約上は少なくとも同1次リーグに出場できない。「みんなと違ってJ1に集中できる。連戦にもなってくるので、自分がアグレッシブにプレーできたら」。現在、G大阪はJ1で開幕から5戦不敗の3位。記録継続のためにも新戦力の得点量産が期待される。