京都サンガFC田中マルクス闘莉王(35)の2試合連続得点で先制するも、引き分けに終わった。

 後半7分、MFハ・ソンミン(29)のパスを中央で受けると反転して右足シュートを決めた。ハットトリックを達成した前節愛媛戦に続いて2トップの一角を務め、2戦連発。これで今季は5試合5得点となり、チーム得点王として堂々の活躍を見せた。

 チームは第7節までは1勝1分け5敗と停滞していたが、ここ2試合は1勝1分け。徐々に勢いを取り戻しつつあり、布部陽功監督(43)は「結果が出てきているので良い方向に向かっている。攻守のバランスが取りたくて今の配置(4-4-2のシステム)にしているがそれが整いつつある。あとは失点をゼロにするメンタル的なところを詰めていかないと」と課題を明確にした。