セレッソ大阪は、2試合連続となる引き分けに終わった。

 後半3分にFW柿谷曜一朗(27)のスルーパスに反応したFW杉本健勇(24)が左足で先制するも、同17分にセットプレーから失点。試合終盤に柿谷や杉本を中心に、何度もゴール前に攻め込んだが、決定機を生かせなかった。

 前節G大阪戦に続き、追いつかれての引き分けに「今日はチャンスが多かったが、決めきることができなかったことが(引き分けの)1つの要因」と尹晶煥監督(44)。日本代表MF山口蛍(26)は「負けてはない。勝ちが一番良いけど。自分にもチャンスがあったし、決めていれば勝てた」と唇をかんだ。

 12年以来となるJ1での6試合負けなしに、指揮官は「負けてないことに満足するしかない。最後まで走りきった選手たちに感謝したい」と話した。