25日に韓国で行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の水原-川崎フロンターレ戦で、川崎Fサポーターの男性2人が旭日旗を掲げたことを受けアジア・サッカー連盟(AFC)が27日、公式サイトで川崎Fを差別的行為で処罰する可能性があると伝えた。

 AFCの懲罰規定58条に抵触すると判断された場合、少なくとも2試合の無観客試合と1万5000ドル(約165万円)の罰金、観客には最低2年の入場禁止の処分が下される可能性がある。無観客試合になる場合は、最短で1次リーグ突破のかかる5月9日のイースタン戦(等々力)が対象となる。川崎Fはこの日、東京・JFAハウスで日本協会とJリーグと協議。今後AFCに異議を申し立てる可能性もある。取材に対応したクラブの広報担当者は「今後協議してどう対応させていただくか決めたい」と話した。