インフルエンザでチームを離脱していたベガルタ仙台のMF菅井直樹(32)が驚異の回復力を発揮し、今日28日のチーム練習に合流することになった。27日、仙台市の泉サッカー場にイレブンと入れ替わるように姿を現すと、居合わせた渡辺晋監督(43)に症状の回復状況を報告した。

 22日のサンフレッチェ広島戦翌日に体調不良を訴え感染が発覚。自宅療養を経て、別メニューで調整を続けていた。西形浩和フィジカルコーチ(44)と約1時間、サーキットトレーニングで汗を流し「B型で熱も出なかったし、体調は回復している。出場するための準備はしていく」と次節30日のアウェー清水戦出場に意欲を示した。

 チームは22日の広島戦から水曜日にルヴァン杯をはさむ過密日程に突入。試合間隔が中2、3日の状況があと5試合続くが「出るか出ないかは監督が決めることだけど、出たら守備でサポートして若手を気持ちよくプレーさせてあげたい」とチームをけん引していく覚悟を示した。