鹿島アントラーズは9日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグE組第6戦ムアントン戦(10日、カシマ)を前に、茨城・カシマスタジアムで前日会見を行った。

 石井正忠監督(50)とMF永木亮太(28)が出席。現在、同組2位の鹿島は勝てば1位突破が決定する。

 前回のアウェーでの対戦では1-2で敗れているが、石井監督は「先制点を与えてしまうと勢いに乗ってくるチームなので、先制点が重要。連係面、コンディション面で今のほうが上がっているので、確実に良い結果が出ると思う」と自信の表情。

 永木も「アウェーで負けていて、すごく悔しい思いがあるので、絶対に勝って首位で抜けたい」とリベンジを誓った。

 “タイのメッシ”と呼ばれ、7月から北海道コンサドーレ札幌への加入が決定しているムアントンFWチャナティップ(23)は、会見でタイの報道陣から決勝トーナメント1回戦での対戦相手の希望を問われると「川崎フロンターレ」と即答。理由に関しては「日本は空気が良いから」と話し、会場を笑わせた。【鎌田直秀】