アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でG組1位で16強に進出した川崎フロンターレが11日、神奈川・川崎市内で練習を再開した。

 9日のACL・イースタン戦で右足首を負傷し、前半途中で交代したFW小林悠(29)がクラブハウスに姿を見せ、12日から練習を再開する意向を示した。

 検査の結果、骨には異常はなく既に腫れは治まったという。負傷直後のアイシングと圧迫の応急処置と、病院での高気圧酸素治療が奏功したことを明かし「明日、動いてみようかなと思う」と話した。リーグは14日にジュビロ磐田戦、19日に鹿島アントラーズとの対戦が控えるが「動いてみて決めますが、19日の鹿島戦には間に合うと思う」と見通しを明かした。

 ACLは23日にアウェーでムアントン(タイ)と対戦することが決まった。鹿島との対戦の可能性があったが、鹿島がE組首位通過を決めたため、E組2位のムアントンとの対戦になった。小林は「ACLに出たからには海外のチームとやった方がいいのかなと。日本のクラブ同士でつぶし合うよりはよかったかな」と話した。