清水エスパルスはアウェーで完封負けを喫し、今季3度目の連敗となった。

 新加入のMF増田誓志(32)が初先発でボランチに入り、前節までボランチだった六平光成(26)が右サイドバックに回る新しい布陣で臨んだ。

 しかし鹿島アントラーズにボールを回される時間帯が続き、前半はシュート1本のみ。

 後半36分には左CKのこぼれ球から、MF竹内涼(26)がミドルシュートを放ったが、枠を超えた。

 古巣鹿島戦を終えた増田は「厳しかった。チームを助けることができなかった」と振り返った。

 リーグ5試合連続で複数失点が続いており、小林伸二監督(56)は「(選手を変え)違った形でチャレンジしたが、右サイドでボールを回すことができなかった。もう少し練習が必要。切り替えて、準備していく」と話した。