横浜F・マリノスが23日、横浜市内でリーグ開幕戦のセレッソ大阪戦(25日、ヤンマー)へ向けて調整した。

 22日のオフから明け、この日は紅白戦など実戦形式の練習を中心に約2時間汗を流した。今季から指揮を執るポステコグルー監督は「戦術の浸透には時間がかかるが、現状は悪くない。順調にきている」と手応えを口にした。対戦相手のセレッソ大阪については「優勝候補と言われている相手から勝ち点3をとる。ましてや去年勝てていない相手にそういうことができるかが勝負。でも、一番大事なのは自分たちのサッカーをすること」と話した。

 セレッソ大阪とは、昨季リーグ戦とルヴァン杯、天皇杯で戦って4戦4敗。天皇杯は決勝で敗れた因縁の相手でもある。右サイドバックでの先発が濃厚なDF松原健(25)は「(相手は)昨年同様に攻撃力もあるし、カウンターも鋭い。(前に)蹴らせないようにして、しっかりと止めたい」と意気込む。昨年11月のホームでの対戦では、マークについていた相手FW杉本健勇にゴールを許しただけに「同じことをやらせないようにするだけ。リベンジしたい」と話した。