J1ベガルタ仙台が元日本代表でヴィッセル神戸FWハーフナー・マイク(31)を獲得することが8日、明らかになった。

 9日にもチームに合流し、移籍会見が行われる見込みだ。ハーフナーは今季開幕戦でゴールを決めたが、リーグ戦は4試合の出場にとどまり、1得点と活躍の機会が失われていた。仙台は引退したFW平山相太(33)の後釜として期待されたFWラファエルソン(21=ヴィトーリア)が故障で出遅れており、高さがあり前線でボールが収まるFWの補強が急務となっていた。

 ハーフナーは日本代表として国際Aマッチ18試合に出場。欧州でのプレー歴も7年と長く、大舞台の経験も武器だ。前半戦を7位と好位置で折り返したチームにとっては、リオ五輪代表候補だったMF矢島慎也(24=G大阪)に続く夏の大型補強となる。身長194センチで高い足元の技術に定評があるハーフナーの獲得で、リーグ戦5位以内、カップ戦ファイナリストの目標達成へ加速する。