浦和レッズは21日、日本代表DF遠藤航(25)がベルギー1部シントトロイデンへ移籍すると発表した。

 遠藤は西野ジャパンの一員としてワールドカップ(W杯)ロシア大会に参加も、出場機会はなかった。かねて海外挑戦への意欲を口にしており、自身のレベルアップを求め、新天地への挑戦を決断した。

 本職はボランチで、センターバック、サイドバックもこなす万能型プレーヤー。16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)にも出場し、手倉森ジャパンの主将を務めた。4年後のW杯カタール大会では主力としての活躍が期待される。

 シントトロイデンには浦和でチームメートだったMF関根貴大(23)、今年1月に福岡から移籍したDF冨安健洋(19)が所属している。

 ◆遠藤航(えんどう・わたる)1993年(平5)2月9日、神奈川県生まれ。横浜市立南戸塚中サッカー部から湘南ユース、10年に2種登録でJリーグデビュー。11年にトップ昇格。19歳で主将。16年から浦和に加入。09年のU-16(16歳以下)日本代表から各年代で代表入り。178センチ、75キロ。血液型O。