J2ジュビロ磐田MF山田大記が3試合ぶりの出場へ意欲を示した。25日のホーム琉球戦(ヤマハ、午後7時)に向けて21日は磐田市内で調整した。山田はフルメニューを消化。居残りでシュート練習をこなすなど、精力的に動いた。今月4日の松本戦で左ふくらはぎを負傷し、直近2試合は欠場。16日には全体練習に合流したことを明かし「足はもう大丈夫」と復調をアピールした。

今季はここまで28試合に出場し、チーム2位の7得点をマーク。頼れる10番の復帰はチームにとってもプラス材料だ。1-1で引き分けた前節岡山戦では攻撃面での迫力を欠いた。山田は「攻撃が単調になってしまったり、崩し切れていなかった」。FWルキアンとの連係も含めた改善点をイメージしながら戦況を見守っていた。

コンディション次第では先発で復帰する可能性もある。対する琉球は現在7位。2月の開幕戦では敗れているだけに「悔しかった思いを晴らしたい。しかも次はホーム。週末に向けていい準備をしていく」と力を込めた。【神谷亮磨】