Jリーグは6日、日本野球機構(NPB)との新型コロナ対策連絡会議を行い、Jリーグの野々村芳和チェアマン(50)が、同リーグで行う声出し応援の実証実験について言及した。

6月11日のルヴァン杯鹿島-福岡戦(カシマ)などで、声出し応援エリアを設置する。

この日は収容人数100%の時に、不織布マスクをつけて声出し応援をした場合のリスクについて、産業技術総合研究所からの具体的なデータが示された。「声出しなし応援の時が1に対して、声を出しても1・02。ほとんどリスク変わらないという評価をいただいた」。

もちろん、不織布マスクをつけて、適切な距離を取るなど、ガイドラインを順守することが条件。「ゲームの中で調査して、評価して、皆さんに守ってもらえるなら次に進めるよと。週末のゲームで評価して次のステップに進めていきたい」。データを集め、状況を見ながら、段階的に緩和していく方針だ。