<ナビスコ杯:(2)名古屋1-0千葉(0)>◇準々決勝◇第2戦◇6日◇瑞穂陸※カッコ内は2戦合計得点

 名古屋が千葉に連勝し、4年ぶりにナビスコ杯4強入りした。

 後半15分にDF増川隆洋(28)がCKを頭で合わせて先制。この得点で2戦合計2-0とし優位に立つと、その後も攻め続け、危なげなく勝利をつかんだ。

 ニアサイドに走り込みながら、角度のない位置から見事にネットを揺らした増川は「あんなにきれいな形で決められて、自分でもビックリした」と笑顔。

 増川は身長191センチの高さを生かし、今季3得点目。05年の名古屋移籍後は、自己最多のゴール数となった。名古屋入り後、チームは昨年まで3年連続ナビスコ杯で予選リーグ敗退と結果が出ていなかった。それだけに「ボクが来てから早くに敗退が続いていた。今年はチャンスだなと思ってやっている。このままタイトルを狙いたい」と力強く話した。