<J1:川崎F2-2神戸>◇第18節◇18日◇等々力

 神戸のFW大久保とDF宮本が、初のアベック弾を挙げた。前半34分のCKを、ファーサイドの大久保が低い姿勢から頭で押し込み同点。その後、勝ち越しを許したが、今度は後半24分に宮本が華麗なオーバーヘッドで再び同点とした。

 ボルフスブルクから復帰後、2点目となった大久保は、試合後のドーピング検査で尿が出ずに四苦八苦。ゴールよりも、ドーピングの方が大変だった様子で「オレの前にいた(選手)2人がかぶったから、あれはラッキーなゴールやね」と笑顔を浮かべた。

 宮本も神戸移籍後、公式戦初得点となり「いい感触だった」と満足そうだった。