湘南の守備の要、ジャーン(32)が、4年ぶりのJ1舞台に燃える。06年まで5シーズン東京でプレーした元ブラジル代表は4日、平塚競技場での練習を終えた後、開幕山形戦(6日・平塚)に向けて「ワクワクしている。このチーム(湘南)でJ1に戻れたことがうれしい」と話した。

 予想スタメンの半分がJ1を知らない若いチームにあって、J1で141試合に出場したジャーンの経験は貴重だ。「(初めてのJ1に)緊張するなと言っても無理。緊張した中で、どれだけ力を出せるか。若い選手に声をかけていく」。もちろん、センターバックとしてJ1とJ2の違いも身に染みている。「J1には一瞬で試合を決められるFWが多いからね」と警戒しながらも、J1での試合を楽しみにしていた。