<J1:名古屋1-0C大阪>◇第8節◇25日◇長居

 和製メッシが、完全復活へ手応えをつかんだ。元日本代表のC大阪MF家長昭博が、移籍後2度目の先発。日本代表のMF香川真司と乾貴士を両サイドに従え、攻撃を仕切った。しかし、チーム最多タイの5本のシュートを浴びせながら、0-1と名古屋に惜敗し笑顔はなかった。「サッカーで一番、大事な最後のシュートで決められなかったので、納得がいかない。チームとして集中力を高めることが大切」と厳しい表情で話した。レビークルピ監督は「家長が素晴らしいプレーをしていたのが収穫」と高評価。DF高橋大輔も「アキ(家長)は今、どういうプレーをしたいのか互いに理解できるからやりやすかった」とC大阪は家長を中心に巻き返しに出る。