Jリーグから6億円の融資を受けているJ2大分は27日、2009年度決算(09年2月1日~10年1月31日)を発表し、実質債務超過額が再建計画で想定した10億3900万円から約11億6700万円に増えたことが報告された。当期純損益は約6億1700万円で債務超過額は前期比で約6億900万円膨らんだ。広告収入減少や成績低迷による入場料収入減少などに加え、不良資産も特別損失に計上したため大幅赤字となった。青野浩志社長は経営責任を取って辞任した溝畑宏前社長時代の会計調査を専門家に依頼。結果は6月に公表予定。青野社長は「けじめが必要。県民の皆さんに何らかの形でお知らせしたい」と話した。