名古屋MF三都主アレサンドロ(32)が4日、古巣浦和との初対決(5日、埼玉)での「恩返し」を誓った。昨年8月に浦和から名古屋へ完全移籍で加入。これが、待ち望んだ古巣との初顔合わせとなる。

 中盤の底か左サイドバックで出場する見通し。舞台は熱狂的なサポーターで埋まる埼玉スタジアム。同じく浦和から移籍してきた日本代表DF田中マルクス闘莉王(29)が累積警告で欠場することもあり浦和サポーターの「愛情」を2人分、ブーイングという形で受け止めることになりそうだ。

 三都主は「浦和のサポーターにはお世話になった。でも、今は名古屋のサポーターのために結果を出すことが自分の仕事。楽しんで、いい試合ができればいい」と活躍を誓った。