経営難に陥っているJ2東京Vの臨時株主総会が29日、東京・稲城市のクラブハウスで行われ、役員の選任が決議された。崔暢亮会長、渡貫大志社長が辞任し、Jリーグの羽生英之事務局長が社長に、由井昌秋リーグマネジメントグループマネジャーが取締役に就任した。運営していた「東京ヴェルディホールディングス」の株式はJリーグ側に譲渡された。これにより、Jリーグが1つのクラブの経営に直接関与する初のケースとなった。東京Vは資金難により、今季の経営が疑問視されていた。