Ｇ大阪は１６日、完全非公開で１８日のＣ大阪とのダービー（万博）に向け調整した。紅白戦では左ふくらはぎ痛で離脱していた日本代表のＭＦ遠藤保仁が、主力組に入ったもよう。

　現在チームは５位で、３点差以上の勝利なら総得点数で２位Ｃ大阪と順位が入れ替わる。

　西野監督は「セレッソに対するイメージはできている。選手にも、相手はチームとしての力があるということを（ミーティングで）伝えました。すべてはボランチ。あそこからのビルドアップ、配球から２列目の選手を生かす攻撃を仕掛けている」と警戒した。

　先発復帰が確実になった遠藤も「ボランチから前の選手は個人技が高い。いい形でボールを出させないためにも（ボランチを）自由にさせないことが大切。相手の攻撃を遅らせたい」と攻略法を思い描いた。