昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に参加した西村雄一主審、相楽亨副審ら国際審判員が、東日本大震災の復興支援活動として、宮城県中学総体サッカー競技(22~25日)で審判員を務めると、同県中学体育連盟が20日に発表した。

 全員がボランティアのメンバーは西村主審、相楽副審のほか、2人とともに昨年12月のクラブW杯決勝を担当した名木利幸副審や、飯田淳平主審、山本雄大主審、大塚晴弘副審、梶山芙紗子主審、岡野宇広副審。西村主審は決勝など3試合を担当し、相楽副審は準々決勝では主審で笛を吹く。

 西村主審は、日本の国際審判員でつくるサッカー国際審判員の会を代表し「レフェリー活動を通じて被災された皆さまへの復興への力添えになれたらと思っている」とコメントした。